私はある王女に気に入られ宴会に招待された。
古い館のそれほど広くない部屋に入ると昔の友人達が楽しく騒いでいる。
ある男は隅の方で布団にうずくまり参加しようとしない。
別の誰かがその男を説得しているが聞く耳を持たないといった感じだ。
食事は私の口に合わなかった。
便所から戻ってくると別の人達がその部屋で宴会をしていた。
「皆、先に帰ったらしい」
私も帰ろうと部屋から出て階段を下りる。
しかし、ずっと降りてもなかなか出口が見つからない。
地下にシーソーのような階段があった。
体の重みで下に降りようとするが、
なかなか思うように階段が傾いてくれない。
するとそこの番人のような大きな男がこう言った。
「それは生身の人間の体では下がらないよ、さあ私の手に捕まりなさい。」
作り物のような顔をした男の手に捕まると下に降りることができた。
階段を下りて周りを見渡すとそこは外のような世界だけど、
建物も空も木も森も全て絵で描かれてる世界だった。
番人が言った。
「お前は王女に気に入られたそうだな。
王女の心が理解できる人間がやっと見つかった。
お前も俺の気持ちがわかるだろう。」
私は絵で描いたような顔のこの大きな男が恐くなって、
その世界から逃げようとさっきの階段を見上げた。
「さあ、このロープにつかまりなさい。」
上から誰かが助けてくれるようだ。
しかし、私は上にも下にも行きたくなかった。
とにかくこの奇妙な館から脱出したかった。
私は空に放り出された。
ここでナレーションが入る。
「彼は絵の世界でも王女の世界でもない、現実の世界との境界の世界にまで辿り着いた。
その場所の名はローミドケーム。」
ここで私は目が覚めた。
ローミドケームとは一体何なんだ?Googleで検索しても見つからなかった。
謎は深まる。
ローミドケーム に一致する情報は見つかりませんでした。